略歴
藤田 基生 先生 (H14卒)
第1回目のOB インタビューは、平成14年卒で現在は東北大学病院高度救命救急センターに勤められている、藤田 基生 先生にお話を伺いました。藤田先生は、医学部ラグビー部のOB・OGの会を取りまとめる事務局のお仕事もしてくださっています。
(聞き手:石井、伏見、茂木)
石井
藤田先生
茂木
藤田先生
伏見
藤田先生
石井
藤田先生
茂木
藤田先生
伏見
藤田先生
石井
藤田先生
Q:まず医者を目指したきっかけ、東北大学医学部に入ったきっかけを教えてください
A:生まれ育ちが兵庫県で一年間浪人したんですけど、それまで神戸市に住んでいまして。皆さんもう歴史上のことだと思うんですけど、大地震があったんですよ。それが高3のセンター試験の二日後くらいかな。それで結構いろいろ大変だったし、受験勉強どころじゃないしって感じで。それまでは漫然と医学部かなって目指していたけど、こういう時に役立てる医者になりたいなって感じたのがきっかけですね。東北大学に入ったのは縁があってって感じですね笑。
Q:医学部ラグビー部に入ったきっかけについて教えてください
A:一応高校時代もラグビーをやっていて、浪人中もやりたいなって思っていたので、やや必然的に入った感じですね。川内で緑のジャージを着たかっこいいお兄さんに違う楕円球見せられたり、柔道部に追いかけられたりしたけど、カリキュラム的にも全学は厳しいかなって感じでしたね。
Q:医学部ラグビー部での思い出は何かありますか?
A:辛い思い出はあんまりないんですね。あるとすれば東医体で勝てなかったことですね。具体的には仲の良い先輩が卒業する最後の大会で勝てなかったのが悔しかったですね、三年生の東医体とか。その次の年では副キャプテンをしていてなかなか勝てなかった時ですね。でも基本的には楽しかった思い出しかないですね。特に芋煮とかは楽しかったですね。
Q:先生が思う医学部ラグビー部の魅力を教えてください
A:働き出して、そんなに生活をかけて、時間を割いて、みんなでいろんな目標にっていうのはそうそうあるものじゃないと思うんですよね。楽しいことばかりではもちろんないですけど、あと良い結果が得られたものばかりではないんですけど、みんなで悩んで苦しい思いをしてひとつの結果を出したっていうことは、自信を持って皆さんに示したいところではありますね。あとありきたりですけど、卒業してからもいろんな先輩とラグビー以外で一緒に仕事できたりしてこれはこれでよかったなと思いますね。
Q:現在のお仕事について教えてください
A:現在は救急医療、専門でいうと外科系のもの、集中治療、外傷等々ですね。プラス災害医療の仕事ですね。これは病院の中のこともそうですし、宮城県の災害に関してもですね。ラグビー関連で言うと、リーグワンとかのマッチドクターをする資格を持っていて、たまに試合に行ってドクターをしています。あとはドクヘリとかも乗ってますね。部活関係ではOBOGの取りまとめをやってます。
Q:医学部ラグビー部での経験や活動が現在の仕事に生きていると実感することはありますか?
A:いい意味で耐えること、我慢すること、人との付き合いで容認することとかですかね。精神的なとこが大きいですね。肉体的なところは研修医で落ちてしまいましたね笑。
Q:最後に現役部員に一言お願いします
A:私は純粋にラグビーを楽しんでいただければそれで十分です。あとはそれを後身に伝えっていっていただければと思いますね。いろんなラグビーまわりの仕事をしてますけど、常にそれを思ってやっていますね。最近しっかり結果を出していただけるのはすごくありがたいし、それ自体を応援してます。あとは怪我をせず乗り切って欲しいなと思います。
藤田先生、お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。 (文責:石井)